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艇底(ていてい)
ボートをひっくり返したところです。
接水面積を減らし、縦安定性を高める
ために段(ステップ)が設けてあります。
真ん中の銀色のものがフィンです。
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フィン
こんな小さなものでも他艇に乗り上げたり
してはずれると、ボートが流れて全く旋回が
できなくなってしまうという大切なものです。
基本は長さ260mm×高さ73mm、取付
位置がボート後端より720mmですが、
江戸川では取付位置が700mmとなって
います。
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スロットルレバー
2本のうち左の方のみが動きます。
手を離すとバネの力で元に戻りますが、
戻った時の角度は手の大きさに合わせて
変更できるよう、チルトアジャスタと似た
ものが付いています。
モーターにはピアノ線でつながっています。
レバーの上にはレバーをロックするボタン
がありますが、エンジンの始動や調整の時
に使うもので、レース中は使用しません。
(写真では少し前方に倒してロックして
います。)
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ステアリングホイール
右手だけで、送りハンドルで操作します。
モーターのステアリングバーには
ワイヤーでつながっており、このように
ステアリングホイールボスにワイヤーを
巻き付けてあります。取り付け高さと
回転の重さは調節できます。
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パドル
ボートの前部右側(ハンドルより奥)に
矢印のゴム製のストッパーで固定されて
います。
(写真は収納部より取り出した状態です。)
なお、ステアリングワイヤーは、モーターを
装着していないので垂れ下がっています。
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艇番(ていばん)
このようなロックでカウリングの穴に取り
付けます。90゚回転させると留まります。
(写真右上は裏側から見たところ。)
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艇旗(ていき)
木製の棒に差し込み、旗に付いたゴムを
フックに掛けます。
旗棒の根元はゴム製のため、めったに
折れることはありません。
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選手名
艇番と同じようなプレートを使用している
レース場も多いですが、宮島ではシールを
右側カウリングに直接貼っています。
そのため、毎節貼り替えることになります。
なお、女子選手の場合は赤文字になり、
G1以上の開催では左側にも貼られます。
また、同姓の選手が出場している場合は、
このように名前の1文字が小さめの字で
付けられます。
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雨よけ 雨が降り込まないような屋根であれば
よいのですがそうもいかず、雨天時には
このようなものをカウリングの上に被せ
ます。(本番・展示艇のみ)
材質はカウリングと同じFRP製です。
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重量調整用ウエイト 重量調整の際はカポックの上から着る
ベストか、このボート用のものかを選ぶ
ことができ、併用もできますが、ベストの
ほうが好まれます。(ベストによる調整は
3.5kgまでなので、それ以上の場合は
必然的にボート用を併用します。)
敷きゴム(ウレタン)の上にゴム製の
おもりを載せます。
ベルトで止めるのですが、これはベルトが
黄色です。つまり、5kgのおもりなのです。
3kgならもちろん赤。一目で分かります。
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エアホール 転覆時にボート内部の空気が抜け、
舳先を上にして沈むようにするために
つけられています。(舳先が水上に出る
ため、裏向きのままよりも他艇からの
視認性が良くなる。)
なお、通常はカウリングで隠れているので
見えません。
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カウリング前部
エアホール付きのボートは、カウリングに
空気抜きの穴が空いています。
(YM-730型よりエアホールは標準装備と
なりましたので、カウリングの穴も全て
装備されています。)
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ソフトバウ(タイプ3) 人身事故防止のため、先端160mmが
合成ゴム製となっています。
これに伴い、YM-710と比べて艇旗の
位置が先端より300mmの位置から
370mmの位置へと変更されています。
このソフトバウは接触時の挙動向上や
劣化防止の観点から時々改良が加え
られています。
このソフトバウがスタート前または
スタート時に脱落した場合、その艇は
返還欠場となります。(スタート後の
脱落は、欠場・失格等にはなりません。)
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カウリング未装着の状態 座席の敷きゴムの下は、このようにスノコ
になっています。
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あかくみ
ボートに入った水をこれで吸い取ります。
ただのスポンジです。ボートの最後部に
ゴムバンドで固定してあります。
スタータロープはこの下にしまいます。
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デッキ内部
ハンドルより前方のボート内部を見た
ところです。
このような構造となっています。
左から伸びている棒は格納状態の
パドルです。
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製造銘板 ボート名とはボート番号で、この写真では
見えにくいですが、製造番号とともに刻印
されています。
種別「CH」とは、C級ハイドロプレン
(Hydroplane)の意味です。
この銘板はハンドルの左側、エンド
コーミングに貼られています。
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登録票 こちらは競走会のボート登録番号です。
選手に登録番号があるのと同様に、
ボートやモーター、審判員、検査員にも
それぞれ登録番号があります。
2017年9月現在、300番台に突入した
ところです。(9999の次は0001になるようで
実際には十数万艇が登録されています。)
こちらはハンドルの右側にあります。
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登録票 全国モーターボート競走会連合会時代は
このようなデザインでした。
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