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第106期選手養成訓練 第2回現地訓練(11月26日〜12月3日)
この年1月に、第104期選手養成訓練において宮島競艇場で11年ぶりに行われた現地訓練が、1年を待たずして
再び行われました。
今回は訓練8ヶ月目ということでまだ未熟な時期となりましたが、年齢上限の引き上げや特別試験制度の導入
など大幅に応募条件の変更が行われて注目度の高い第106期選手養成員20名(男子18名・女子2名)と教官
4名(主任教官1名・助教官2名・実技教官1名)、そして応援選手延べ14名、株式会社永和の整備士全員、
その他競走会宮島支部の関係者により、11月26日から12月3日までの8日間行われました。(なお、男子3名・
女子1名が低勝率のため不参加、女子1名が負傷のため自宅療養中となっています。)
なお、この106期においては第1回および第3回が選手会碧南常設訓練所で行われ、1月には第4回として
大村競艇場での現地訓練が予定されています。
整備指導の様子などは省略していますので、第104期の様子も合わせてご覧ください。
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午前 |
午後 |
11月26日(木) |
やまと競艇学校出発 宮島競艇場到着 |
ボート・モーター装着 試運転
航走整備 器材整理 |
11月27日(金) |
整備指導訓練
(性能向上整備 試運転) |
整備指導訓練(性能向上整備 試運転)
航走整備 器材整理 |
11月28日(土) |
整備指導訓練
(性能向上整備 試運転) |
整備指導訓練(性能向上整備 試運転)
航走整備 器材整理 |
11月29日(日) |
選手招聘訓練(プロペラ修整) |
選手招聘訓練
(2艇旋回 スタート練習 模擬レース)
航走整備 器材整理 |
11月30日(月) |
選手招聘訓練
(2艇・3艇旋回 プロペラ修整) |
選手招聘訓練(スタート練習 模擬レース)
航走整備 器材整理 |
12月1日(火) |
選手招聘訓練
(2艇・3艇旋回 プロペラ修整) |
選手招聘訓練(スタート練習 模擬レース)
航走整備 器材整理 |
12月2日(水) |
器材整理 ボート・モーター装着外し
競技部内清掃 |
器材積込 競技部内清掃
宮島観光・厳島神社参拝 |
12月3日(木) |
前検業務見学 |
前検業務見学
宮島競艇場出発 やまと競艇学校到着 |
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宮島競艇場到着
器材より一足先に、バスで宮島競艇場入りします
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器材降ろし
ボート・モーター、部品や工具類などその他多くの
器材は、やまと競艇学校から大型トラック2台に
積み込まれてやってきます
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装着
モーターやカウリングはもちろん、ハンドルや
スロットルレバーなども取り外された状態で運ばれる
ため、その組み立てが行われます
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スタート練習
スタートが分かりづらいことで有名な宮島競艇場
ですが、干満差が比較的小さく、西日で大時計の
見えなくなる時間帯には雲が広がるなど、やや
恵まれた状況で行われました
模擬レース初日には非常に遅くバラバラだった
スタートも、翌日にはゼロ台スタートも多々決まって
実際のレースに近い形になっていきました
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プロペラ修整法
プロペラの叩き方だけでなく、折に触れ、教わる時の
マナーやプロ選手として必要な心構えなど、様々な
ことを教わります(写真は4205山口
剛選手)
実は山口選手よりも年上の訓練生がいたりします
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プロペラ修整法
訓練生は各自のプロペラを調整し、その出来具合を
チェックしてもらいます(写真は4000松本博昭選手)
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指導を受ける訓練生
現役選手と共に2艇・3艇での旋回を行い、帰投後
にはアドバイスをいただきます
(写真は4089妹尾忠幸選手)
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指導を受ける訓練生
3435寺田千恵選手から指導を受ける女子訓練生
ペットボトルのお茶は訓練生ではなく選手用です
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集合
勝負服に身を包み、気を引き締めると、いよいよ
模擬レースの開始です
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ピットアウト
模擬レースでは本番さながらのピットアウトが
行われましたが、バラついたり、ブイまで真っ直ぐ
進めなかったりと、現役選手のものとは全く異なる
ものでした
黄色いカポックとカッパで、ネーム板の付いてない
1号艇と5号艇は現役選手です
今回は教官(選手)用ボートも赤いカウリングでした
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模擬レース
1周1マークを回った時点で、すでに訓練生ははるか
後方に置いて行かれる状況で、現役選手は何度も
スピードを落として訓練生の相手をします
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事故
当然事故も多いです
無人のスタンドに向かって「転覆して
すいません
でしたー!」と最後まで何度も頭を下げます
模擬レース2日目となる12月1日には事故もほとんど
起きなくなりました
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選手招聘訓練終了
毎日、訓練の最後には選手からコメントを
いただきます
11月29日は4205山口 剛選手と4000松本博昭選手、
この30日は29日同様の2名に加え、岡山から
4089妹尾忠幸選手、山口から4237大峯
豊選手、
4239竹田辰也選手、4324海野康志郎選手の
指導をいただきました
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選手招聘訓練終了
12月1日は、岡山から3435寺田千恵選手、
4089妹尾忠幸選手、山口から4239竹田辰也選手、
4324海野康志郎選手、そして地元広島からは
4205山口 剛選手、4271川崎公靖選手の指導を
いただきました
写っていない寺田千恵選手はシャワー中です(笑)
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課業終了
毎日、モーターの装着を外し、ボートは裏返します
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訓練生用ボート
もうすぐ廃棄されるボートということで、板を張り替え
たり穴を塞いだりで継ぎ接ぎだらけ、キズだらけで
光沢もありません
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課業終了
外したモーターは整備場内に整然と並べます
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格納
搬出に備え、水槽運転を終えたモーターの清掃
風景です
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清掃
整備場を隅々まで掃除します
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清掃
こちらは揚降装置付近の清掃です
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清掃
ピットも丁寧に掃除します
翌 最終日にはもちろん宿舎も清掃しました
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積込み準備
たくさんの器材をひとまとめにするとかなりの量です
この後、トラックに全て積み込まれ、清掃も終わって
時間も十分あったため、紅葉の美しい宮島に
フェリーで渡って厳島神社への参拝というご褒美が
与えられました
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前検業務見学
出発の日には制服を着用し、前検業務を終始見学
しました
これは私物検査の見学中の様子です
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前検業務見学
前検スタート練習やその後の整備など、現役選手の
素早い動きを見学中
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やまと競艇学校へ向け、出発
参加できなった5名を含め、全員の卒業を祈ります
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