審判

 


     スタンドより一段突き出している、審判室からの眺めです。宮島(厳島)が目の前です。
     この審判室のガラスは、平滑度の高い特別なガラスが使用されているようです。

     写真中央の白線(実際にはありません)のように、センターポール(ポールには白と赤の縦線が
     ありますが、その境目)と大時計左端を結んだ線がスリットラインです。
 

 


レース中の様子です。

 この位置からは見えませんが、実況放送もここで行っています。(下段の審判員の
 右側です。)
 各審判員はヘッドセットでコーナー審判員、競技委員長やピット検査員と連絡を
 取りながら業務を行い、また、航跡表と呼ばれるものに、レース中の各艇の動きを
 記録しています。
 どんなものかというと、
こんなものです。
 

 


 実況放送席は一段下にあります。

 机上のテレビは三連単オッズ確認用の
 もので、スリット写真のモニターも設置
 されています。(奥に縦に並んでいる
 モニターのうち、上の方です。)
 実況でスタート直後にどんなスタートなのか
 分かるのは、これのおかげだったのです。

 マイクはヘッドセットとなっています。

 手前は信号審判員が扱う操作卓です。



 展示放送席は実況用とは別にあります。

 左のディスプレイには競走成績とともに
 展示情報が、
 右のディスプレイにはスタート展示情報が
 表示されます。
 選手名などは出走表を利用して読み上げ
 ます。







 スタート/ゴール判定用の電子式判定装置
 の高精細CRTディスプレイです。
 電子式導入当初はカラーではありません
 でした。

 ボート・モーターの番号まで分かるほど
 高精細です。

 表示は右側(0秒線側)からリアルタイムで
 行われます。
 宮島では前検日と開催日朝のスタート
 練習時に、
大型映像に放映しています
 ので、その感じがご覧いただけます。
 (本番スタートはスタート練習時とは違う
  表示のされ方です。)

カラースリット写真の画像はこちら



 スタート展示が始まって、ディスプレイが
 さらに増えました。
 右の上下2台がスリット写真判定用です。

 競走成績の入力用やマグメディア(場内の
 競走成績表示板)の確認用ディスプレイは
 また別にたくさんあります。







 





審判委員長席です。

ちょうどスリットライン上にあります。

真ん中にあるマイクで
失格・欠場宣告など
行っていました。(現在は審判長による
放送は行っていません。)

右上にスリット写真が出ますが、判定用は
また別に高精細CRTディスプレイがあります。
(上欄参照)


審判長・副審判長席間にある操作卓です。

 確定および失格・欠場艇の「表示ON」のみ
 操作(艇番を押すのは下の信号操作卓)
 します。(副審判長が操作し、審判長も
 それを目で確認します。)




 

 


信号操作卓の一部です。

  (左半分)「確定」(上から、1着艇/2着艇/3着艇 1着1番2着2番3着4番を表示中)
  (右上段)「中止灯」「航走指示灯」「危険信号灯」
  (右中段)「返還艇」「失格艇」
  (右下段)「レース運行」「スタート判定」「失格灯」
  「ファンファーレ」や「チェッカ」「周回灯」などのボタンが右下段にありますが、
  通常は自動で作動します。

各種信号についての詳しくはこちらをご覧下さい。

 


1コーナー審判室からの眺めです。

今は亡き西スタンドもよく見えました。



1コーナー審判室からの眺めです。

ボートレース宮島の特等席はここです。



2コーナー審判室からの眺めです。

 ターンマークが正面に位置し、待機行動も
 非常に良く分かります。



2コーナー審判室からの眺めです。

  こちらは東スタンドや水面際の観戦
  スペースがよく見えます。



審判

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