番組
番組編成システム (画面全体はこちらをクリック)
「システム」とは言っても、これで番組を考えるわけではありません。実際には下記の「牌」を 使って考え、この番組編成システムはあくまでも中央へのデータ送信や出走表の作成、 その他補助のために使用します。 各種の条件を設定した上で自動的に編成を行うこともできますが、「選手が誰であるか」は 無視されてしまい、節間の成績や枠番、対戦相手等からはじき出された味気ないものに なってしまうようです。 これは画面の1部分(1〜3R部分)なのですが、左から順に「枠番」「登番」「選手名」 「現住所」「(表示時点での)得点率順位」「節間の着順とレース番号」 「節間の枠番とレース番号」が一目で分かり、チェックが行えるようになっています。 (レース番号は「1R=黒地に白数字」「12R=赤地に黒数字」などと色分けされています。) 得点計算など、番組を組む上で必要なこともできるようになっています。 なお、前夜版の出走予定表は、ここから原稿を出力しています。 主なチェック項目(避けたほうが良い事象)には以下のようなものがありますが、これに こだわっていては良い番組はできませんので、実際には無視されるものも多いです。 選手から上がってくる不満に、以下のようなものが多いと言えます。
同支部が3人以上 同じ支部の選手が1レースに3人以上いる場合
前日1・2着 前日の同じレースでの1着選手と2着選手が、翌日も再び同じレースに組まれる場合
前日と同じ枠 前日に3号艇だったのに、また3号艇になっているような場合
同じ枠が2回以上 初日に3号艇があったのに、3日目にも3号艇があるような場合 ただし、4日目以降は無視
前日対戦が3人以上 前日に同じレースだった選手が3人以上いる場合 ただし、敗者戦は除く
節間対戦が3回以上 3日目以降に、同じ選手と3回以上同じレースに組まれている場合
同枠 2回走りの選手で前半と後半が同じ枠番の場合
相乗り 前半レースと後半レースで同じ選手が3人以上組まれている場合
相乗りで枠順が同じ 前半レースで「A選手1枠・B選手2枠」の場合に、 後半レースで「A選手5枠・B選手6枠」となっているような場合 (後半レースが「A選手5枠・B選手4枠」であればよい)
節間で1枠が1度もない 最終日前日や最終日に、まだ1度も1号艇に組まれたことがない場合 出場選手が48名までであれば、予選4日間の間に1度は組める計算になる
番組編成板(?)
このようなものを使って、何度も組み 直したりして番組を考えていきます。 正解のない仕事なので、非常に難しい ものがあります。 他部署と違って仕事内容を写真では 表現できないのが残念なところです。
番組編成牌の拡大写真
番組を考える上で有用なデータが毎レース ごとに書き込まれていきます。 番組マンの知識と合わせ、これを見比べる ことによって、どの選手を対戦させるかを 決定するのです。
審判 検査 競技 番組 選手宿舎 テレボートせと 写真室 宮島競走場今昔
What's Hirokyo に戻る
HOME