MS-IME2000(Windows2000・Me)以前のバージョンをご利用の際、下記の方法で利用可能と
思われます。
WindowsXP・WindowsVista・Windows7・Windows10搭載のIMEではMS-IME2002以降用のものが
そのまま使えますので、この方法では行わずそちらをご利用下さい。
例ではMS-IME2002を使用しています。1.「mbracers_ime.txt」のヘッダを適宜書き換えて下さい。(MS-IME用テキストファイル)
ヘッダはこの部分です。
!Microsoft IME Dictionary Tool
!Version:
!Format:WORDLIST
!
!Output File Name:
!DateTime:
どのようなヘッダなのかは分かりかねますので、各自でお調べ下さい。
参考までに、MS-IME2000ではこのようになります。
!Microsoft IME Dictionary Tool 98
!Version:
!Format:WORDLIST
!
!Output File Name:
!DateTime:
配布しているファイルはMS-IME2002用のヘッダで、正しく書き換えないとエラーになったり、
コメントが読み込まれなかったりするようです。
2.「mbracers_ime.txt」を「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP10」等に
保存して下さい。
MS-IME2000の場合「C:\WINDOWS\IME\IME_JP\UsrDicts」になりますし、WindowsやIMEの
バージョンによって違ってくるようですので、手順6の「新規作成」の画面で場所を確認して
下さい。
この「mbracers_ime.txt」のファイル名は、半角英数字でないとエラーになるようですので、
変更しない方が良いです。
3.IMEツールバーの「ツール」をクリックし、「プロパティ」をクリックして「Microsoft
IME の
プロパティ」を開きます。
4.アップデート時等、「システム辞書」にすでに「Microsoft
IME 競艇選手名辞書」が登録
されている場合は、選択してから「削除」をクリックし、最後に「適用(A)」をクリックして
おいて下さい。
続いて「辞書ツール」アイコンをクリックして辞書ツールを起動します。
5.「ファイル−新規作成」を開くか、新規作成アイコンをクリックします。
6.ファイル名に「ime2002_kyotei.dic」と入力し、「開く」をクリックします。(ファイル名は、自分で
分かれば何でもいいです。)
2度目以降(更新時等)の作業の場合は元のファイルを削除しておいて下さい。
この画面で見えている「imjp10u.dic」等(IME2000の場合は「imejpusr.dic」)は、これまでに
学習されたあなた専用のユーザー辞書ですので、間違って上書きしたり削除しないように
注意して下さい。
7.次に「ツール−テキストファイルからの登録」を開き、手順2で保存した「mbracers_ime.txt」を
選択し、「開く」をクリックすると登録処理が始まります。
8.登録処理が終了したら、「失敗個数」が0であることを確認し、「終了」をクリックして閉じます。
手順12の作業で確認を行うため、「登録個数」を控えておいて下さい。
失敗個数が出た場合は手順4で説明した「適用(A)」のクリックがされていないと思われます。
9.ユーザー辞書「ime2002_kyotei.dic」の作成が終わりました。
登録された単語の一覧が表示されています。
このユーザー辞書「ime2002_kyotei.dic」は、次に行うシステム辞書の作成に必要なだけで、
実際には辞書としては使用しません。
10.続いてシステム辞書の作成に移ります。
「ツール−システム辞書の作成」を開き、ファイル名に「sys2002_kyotei.dic」と入力し、
「開く」をクリックします。(ファイル名は、自分で分かれば何でもいいです。)
2度目以降(更新時等)の作業の場合は元のファイルを削除しておいて下さい。
11.下のような画面が表示されますので、後の作業で分かりやすいよう辞書名を変更します。
デフォルトでは「Microsoft IME システム辞書」となっていますので、これを「Microsoft
IME
競艇選手名辞書」に変更し、「OK」をクリックすると作成処理が始まります。
「著作権」の部分に作成者の名前を入力しても良いです。
12.作成処理が終了したら、「出力単語数」が手順8の登録個数と同じであることを確認し、
「終了」をクリックして閉じます。
13.後は作成した「sys2002_kyotei.dic」を「C:\Windows\IME\IMEJP\DICTS」等にコピーし、
システム辞書の追加作業を行います。(続きはこちら)
アップデートの場合は、「sys2002_kyotei.dic」を入れ換えるだけですが、先に辞書ツールを
終了させないと「sys2002_kyotei.dic」の削除・上書きはできません。また、作業の前には
手順5の画面で「Microsoft IME
競艇選手名辞書」をあらかじめ削除しておいて下さい。
(最後に「適用(A)」を必ずクリックして下さい。)
「sys2002_kyotei.dic」のファイルサイズが「ime2002_kyotei.dic」と同じくらいでない場合は、
作成に失敗している可能性があります。(作業終了直後は作業前のファイルサイズが表示
されている場合がありますので、「表示−最新の情報に更新」で確認して下さい。)
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