【ウォータージェット推進機構】



プロペラの代わりに水上オートバイのようなウォータージェット推進機構を取り付けたモーターで、上半分は普通のモーターと同じです。
プロペラによる負傷をなくすことを主目的として開発されましたが、曳き波を越える力が弱く先行艇を抜くことが困難であったり、キャビテーションによる事故が増える恐れがあることから導入には至りませんでした。(1995年製作)

(説明パネルより)
1.開発コンセプト
乗艇者の安全確保を目的に、安全性の高いウォータージェット推進方式モーターを開発
2.特長
プロペラの代わりにインペラをモーター機構内部に装備し、安全性を確保
3.パワーユニット
型式:ヤマト303 SS型
総排気量:396.9cc
圧縮比:10.2
最大出力:29.4kW(33PS)/7800rpm
最大トルク:37.2N・m(3.8kgfm)/7200rpm
4.ウォータージェットポンプ
ポンプ形式:(株)大阪補機製作所製 遠心型
吐出圧力:52.9×10 4Pa
5.最高速力
84km/h

ボートはYM610型ボートをベースにスターン側にかけてデッドライズ角を設けて艇底に多少V型の傾向をもたせたタイプを使用


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