【4044湯川浩司選手 年間最多勝利達成!(2005年12月31日)】
12月26日から31日まで開催された6日間の第32回日刊スポーツ栄光楯競走。
この年112勝を挙げ、年間最多勝利賞獲得をかけて出場した4044湯川浩司選手(大阪)が、大接戦の末、見事120勝で2005年年間最多勝利を記録しました。
それまで116勝を挙げ、最多勝利であった3713伊藤誠二選手が29日より常滑競艇場に出場予定となっており、どちらが最多勝利となるか微妙なスタートとなった初戦、湯川選手は白星発進と幸先よく、28日までに4勝を挙げ、伊藤選手と並ぶ116勝となりました。
そして29日、伊藤選手が6着・2着と落とし、対する湯川選手は117勝目と、湯川選手有利に見えますが、実は31日が優勝戦のため、残る2日間で最大3勝しかできない状況となっていました。翌30日、湯川選手・伊藤選手両者一歩も譲ることなく連勝し、湯川選手が119勝、伊藤選手が118勝、勝負は31日まで持ち越されました。
31日は「湯川選手が優勝」または「伊藤選手が1勝未満」のどちらかが湯川選手最多勝利の条件(勝利数が同じであれば、「優秀選手表彰規程」により勝率上位の湯川選手が最多勝利賞の権利を得るため)となっていましたが、伊藤選手が前半第6Rで2着、この時点で最多勝利賞は湯川選手に決定しました。
その後伊藤選手が後半戦で119勝目を挙げ、そして湯川選手は1号艇での出場となった優勝戦、人気に応えて見事優勝を飾り120勝となり、名実ともに最多勝利を手にしました。
2005年は285走して勝率は7.71、優出17回でG1を含め7回の優勝と、すばらしい成績を収めた1年でした。
なお、当節の成績は 1 2 / 1 / 1 1 / 3 1 / 1 1 / 1 でした。
2周2マーク
ウイニングラン
表彰式
優勝楯を手に