【4290稲田浩二選手 初優勝!(2004年9月14日)】

9月11日から14日まで開催された4日間得点優出制の長月競走。
5月16日に尼崎競艇場でデビューして4ヶ月弱の94期新人、弱冠19歳の4290稲田浩二選手(兵庫)がデビュー期に初優勝という快挙を成し遂げました。
稲田選手は宮島初出走となる11日の第1Rを0.14のトップスタートでまくり差して1着、後半5Rでは4着に敗れたものの、2日目の2走をそれぞれ0.16、0.02のやはりトップスタートで6コースから一気にまくって連勝、得点率3位で迎えた1回走りの3日目第12Rは5着条件でしたが、手を抜くことなく冷静な判断で2着、得点率3位をキープして94期生で一番乗り、3号艇での優勝戦進出となりました。
稲田選手は今節で初めての6コース以外となる、スタート展示同様の5コースとなりましたが、ここでもそのスタート勘を発揮し内側4艇より0.1秒以上早い0.02の文句ないトップスタート、躊躇することなく一気にまくり、先頭でバックストレッチへ。そのまま独走態勢を保ってのゴールとなりました。
稲田選手は94期リーグ戦全7戦中7戦とも準優進出し、5回優出・2回優勝で勝率はトップの7.26、卒業記念競走では3着に破れはしたものの、実質94期で最も優秀といえる存在でした。
今回の優勝は出走回数はわずかに56回、11回目の1着(うち4回が今節)でのもので、早いスタートを連発しながらもデビューからの事故は選手責任外のものすらありませんでした。
デビュー期の新人選手でありながら、節間では“魅せるレース”がほとんどということもあり、配当金は二連単で8番人気となる1940円、三連単では10番人気となる3180円と、新人らしからぬ人気を背負っていました。
なお、当節の成績は 1 4 / 1 1 / 2 / 1 でした。
(以下、ひまひまデータさんの2004年9月14日「ひまひまちぇ〜っく」参照)デビュー期の優勝は、69期の3541三嶌誠司選手が1992年4月13日に児島競艇場で優勝して以来、25期、12年5ヶ月ぶりのことだそうです。

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