【1レース最高返還記録更新…(2002年6月30日)】

6月25日から30日まで開催された宮島競艇場における4回目のSG、第12回グランドチャンピオン決定戦競走。
初日から目標を上まわる好調な売上で推移し、優勝戦を目前にした最終日第11Rで節間目標200億円に到達、そして迎えた最終レース優勝戦において、残念ながら2艇ものフライングという事態が発生し、1レースにおける最高返還記録が更新されてしまいました。
ドリーム戦3着のあとは6連勝という快進撃の地元広島の3024西島義則選手、そして3200熊谷直樹選手が雨天ではあるものの、風速0m/s・波高0cmの穏やかな水面の中、SG優勝戦とは思えないスタートタイミング(西島選手…+0.09 熊谷選手…+0.06)でのフライング、西島選手はダントツの1番人気、さらに三連単の影響もあり、発売総額26億2427万2400円のうち、92.79%にあたる24億3513万3800円が返還、残ったのはわずかに1億8913万8600円という、大変不名誉な記録となりました。
(返還後の売上内訳…二連単9932万7500円 二連複292万5500円 三連単8542万2400円 三連複110万9700円 拡連複23万2000円 単勝9万2300円 複勝2万9200円)

なお、それまでの1レース最高返還額は19億3514万3500円で、1989年5月9日の下関第16回笹川賞競走優勝戦における2833荘林幸輝選手・3072西田靖選手の2艇フライングによるものでした。
続く記録としては2001年12月24日の住之江第16回賞金王決定戦競走優勝戦における3622山崎智也選手のフライング(+0.05)による18億5882万8200円、そして2000年1月30日の琵琶湖第14回新鋭王座決定戦競走優勝戦における、3574大神康司選手(+0.03)・3721守田俊介選手(+0.06)・3783瓜生正義選手(+0.06)の3艇フライングによる17億3880万5400円となっております。
なお、この琵琶湖新鋭王座では最終日の第9R一般戦においても3606川北浩貴選手によるフライングが発生しており、その返還額2億8727万2000円と合わせて、1日で20億2607万7400円の返還をしております。

1着:3号艇 3388今垣光太郎(石川)ST=0.17
2着:5号艇 3590濱野谷憲吾(東京)ST=0.18
3着:6号艇 3713伊藤誠二(愛知)ST=0.08
4着:4号艇 3731高浜芳久(広島)ST=0.18
F:1号艇 3024西島義則(広島)ST=+0.09
F:2号艇 3200熊谷直樹(北海道)ST=+0.06


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