【ウォーターインテークと排気口】
冷却は水冷式となっていますが、その冷却水はキャリアボデー下部、排気口そばにあるこの小さな穴(矢印部分)から取り入れます。
基本的には水がプロペラで押されることで中に入っていきますが、始動後はモーター内部が熱くなるため、その温度差でも吸い込まれていきます。
取り入れられた水はシリンダケースとエギゾーストフランジを通ってモーター本体を冷却し、ウォーターニップルより排出されますが、温水パイプ装着時は一部がキャブレタを暖めてから排出されます。
また、キャリアボデー内にも入り、排気ガスの温度を下げつつ排気ガスとともに排出されます。
排気口は、以前使用されていた標準型である302型の1穴に対し、現行のヤマト321型を含め減音型は2穴となっています。