【キャブレタ】
以前は自動車用で有名なミクニ製(型式BV-36)でしたが、現在はヤマト発動機製(形式YC2836-1/上写真)となっています。
普段はカバー(吸気サイレンサ)を取り付けているので見えませんが、モーターの前端に付いています。
エアファンネル、スロットルバルブ、フロート室などで構成されています。
エアファンネルは301型のアルミ製から樹脂製に変わりました。
この奥にインレットマニホールドが付き、リードバルブがあり、クランクケースへとつながるわけです。
中央の円形の部分から外気を取り入れ、棒状のノズルから出る燃料と混合します。
その下部のダイヤル(メタリングニードル)を回すことで空燃比を変化させます。
レース中にモーターに手を伸ばしているのは、これを操作しているのです。