Q.舟券や出走表に「第3回第2節第4日」などと書いてありますが、意味不明です。。。

A.「今節の初日のはずなのに、なんで第4日なの?」などと思われることがあるかもしれませんが(そこに気づく人は少ないと思いますが。)、この場合における「日」は「その開催の何日目」とは違います。
非常にややこしい話なのでうまく説明もできませんが、ボートレースの開催の数え方に関係しているのです。
簡単に言うとボートレースでは、最大12日を「1回」と称し、それが1年間で12回、つまり12日×12回=合計144日間の開催となっていたのです。
(他に、第2施行者分が2日×12回=合計24日と、「特別競走」と称するものが合計12日、計36日加算され、多くの場では年間180日間の開催となっていましたが、現在は自由度が増して200日前後の開催もあります。)
(注:これらは平成13年度までで、平成14年度からは最大18日で「1回」つまり18日×12回=216日、そして平成19年度からは最大21日で「1回」つまり21日×12回=252日となっています。)

なお、第1回は年度始めである4月となり、年度末である3月が第12回となります。
また、例えば「第○回××杯競走」などという1つの開催であっても、6日間の開催が

  • 1日目…「広島県西部競艇施行組合営 第12回第1節第1日」
  • 2日目・3日目…「宮島競艇施行組合営 第11回第4節第11日・第12日」
  • 4日目・5日目・6日目…「宮島競艇施行組合営 第12回第1節第1日・第2日・第3日」
  • なんてこともあり得るわけなのです。(以上の回・節・日は全て例ですので実際とは異なります。)
    ちなみに、舟券や出走表以外にスリット写真にもこの「回」と「日」が写しこまれます。

    (余談)
    宮島では出走表の裏面の片隅に「今回累計」「今節平均売上」「今回平均売上」という項目がありますが、これも上でお話しした「回」「節」の売上のことであり、「4日目の出走表なのに全て数字が0」ということもあるかと思います。不思議に思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


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